Macですが、いちおセキュリティソフトとしてカスペルスキーを入れていました。
カスペルスキーにアップデートで再起動しろと言われたので再起動したところ、Chromeで安息の地Twitterの画像やビデオ、だけでなくCSSまで読み込まなくなっていました。
読み込めてないエラーはこんな感じ
GET *.twimg.com <画像とかのURL> net::ERR_SSL_VERSION_INTERFERENCE
どうやら別ドメインにあるコンテンツの取得が弾かれているようです。
カスペルスキーを終了すると問題なくTwitterが表示されたので、カスペルスキーのアップデートが原因っぽい…
- Kaspersky Internet Security v 19.0.0.294a.b
心の安らぎTwitterを見れなくするとか許さん!
とはいえ、セキュリティ機能をOFFにしてしまうと本末転倒です。(ライセンス購入してるし...)
カスペルスキーにバグ報告をしたところ、「プロテクションのネット決済保護 ~ (HTTPS)」機能が原因で、現在調査中なので暫くその機能をOFFにしてくださいとの事でした。追記 2018 11/11
ウェブ保護・危険サイト診断が原因っぽい。
見れない状態のTwitterで開発者ツールをみると下記URL関係の読み込みがエラーになっていました。
- CSS関連の
//abs.twimg.com
- 投稿された画像関連の
//pbs.twimg.com
- Gif動画などビデオ関連の
//video.twimg.com
上記URLが読み込めるようになれば約束の地を取り戻せそうです。
1. カスペルスキーの脅威の除外リストにTwitter関係のURLを入れる
- カスペルスキーのメニューから「環境設定 > 脅威」を選択
-「除外するリストの編集...」を選択
- 「信頼するWebサイトのアドレス」にTwitter関連のURLを入れる (とりあえず片っ端から入れたので無駄があるかも)
追加したリストは下記の通りです
twimg.com
の読み込みが許可されれば、問題無さそうなのですが一応サブドメインも追加しておきました。
https://twitter.com https://twimg.com https://pbs.twimg.com https://abs.twimg.com https://video.twimg.com
この状態で、Twitterをリロードしても画像など表示されないままでした…
2. Chrome拡張が原因?
Chrome拡張プラグインの「ウェブ保護」「危険サイト診断」をオフににすると、Twitterの画像を読み込めるようになりました。ただ、せっかくあるセキュリティ機能をOFFにしたままだと、意味がないのでこの機能をONにできる方法を探ってみました。
3. ウェブの保護の有効化をChromeの拡張から行うとダメだった
色々再起動やON/OFFを繰り返してみた結果、どうやら「ウェブの保護」をChrome拡張からONにするとダメなようでした。(アプリ側の除外設定が読み込まれない?)
「ウェブの保護」をONにする為に下記手順を行いました。
- 再度Chrome拡張の「ウェブ保護」・「危険サイト診断」をOFFにします
- Twitterをリロードして、画像などが表示されていることを確認
- Chrome・カスペルスキーを念の為、再起動
- (Twitterをリロードして、画像などが表示されていることを確認
- Chrome拡張の「危険サイト診断」をONにする
- (Twitterをリロードして、画像などが表示されていることを確認
- カスペルスキーのアプリからウェブ保護を「有効にする」
これでChrome拡張の「ウェブ保護」がONになります - 最後にTwitterをリロードして、画像などが表示されていればOK
4. プロテクションのHTTPSの設定のせい?
上記で一旦 画像などが読み込めるようになったのですが、ページ遷移したりすると、また読み込めないものが出てくるという状態になりました。
読み込めてないエラーは以前と同じくnet::ERR_SSL_VERSION_INTERFERENCE
SSL/HTTPS関係っぽい...
カスペルスキー > 環境設定 > プロテクション設定 の全般から 「□ ネット決済保護 ~ (HTTPS)」のチェックを外すと上記のエラーは発生しなくなりました。
その後、再び項目にチェックをしてTwitterをリロードしたら画像が読み込めていました... (なるほど、よくわからん!
各手順ごとに念の為Twitterを再起動して問題がないか確認しています。
表示されなくなるステップがあれば、その箇所あたりに原因があるハズ。
リストにURLを追加した後は、下記手順で
- カスペルスキーのプロテクション設定から「HTTP」のチェックを外す
- Chrome拡張から「WEBの保護をOFF」
- カスペルスキー
- カスペルスキーを再起動
- カスペルスキーのプロテクション「WEBの保護を有効にする」
- カスペルスキーのプロテクション「HTTPS」に再チェック
※ 再チェックをして読み込めなくなったらチェックを外すと読み込めるっぽい。
脅威のスキャンの除外リストに入れているのでTwitterそのものに危険が入っちゃうと危険が危ないのですが、とりあえずコレで安息のインターネッツライフを取り戻せる状態になりました。色々試してみながら、たまたま上手く行っただけなので上記手順でうまくいかない場合はリストの見直しや、拡張のON/OFF・カスペルスキーの再起動など色々順番を変えて試してみるとうまくいくかもです。(確証ないですが...)
しかし、Chromeを再起動するとモーダルで画像は表示されるのに、タイムライン上だと画像が白枠になって表示されない状態になるものがあったり、ページ遷移で読み込めなくなってしまったりします。
とりあえず「プロテクションのHTTPS」のチェックを外すとリロードで読み込める場合が多いのですが、セキュリティ上はあまりよろしくない状態な気もします。
この問題はカスペルスキーがブロックしてる問題と、ブラウザChromeが読み込んだページをキャッシングしてしまうために、どれがクリティカルな問題になっているのかが大変わかりづらくなっているように思います...
- KIS 19 Causing Resolving Host delays on Chrome [cross post > merged] - Kaspersky Internet Security & Anti-Virus & Kaspersky Free for Windows - Kaspersky Lab Forum
- https://support.kaspersky.co.jp/8333
- ◆ カスペルスキーで Firefox が使えなくなる 1: Open ブログ

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