かもメモ

自分の落ちた落とし穴に何度も落ちる人のメモ帳

2022年の振り返り

2022年お疲れさまでした!

2022年に書いた記事はこのエントリー含め 87本でした。
毎月4本(年48本)が目標だったので今年も目標達成できてよかったです!!

一番ブックマークされた記事

React v18 になって VFC が無くなって FC から children が無くなった事を書いたエントリーでした!

たくさん☆をもらえた記事

累積なので年の最初の頃に書いた記事の方が後からでもスター増えてきますね。それはそう。

個人的に気に入ってる記事

ダークモード

CSS

React

Vite

GraphQL

関数型っぽい勉強

環境作成

スクリプト


読んで良かった本

読みやすいコードのガイドライン

副業で参加している会社の勉強会で読んで独学でコードを書いてきた人間なので大変学びがありました

やっと読み終わった!class 使った書き方は殆ど触らなくなったから React とかTS っぽく置き換えながら読んでた。学びが大変あった。ただ個人的に「〜すべき」って書き方はあまり好きではなかったのと、コードの例が Kotolin でクラス名や変数名が長くて認知不可が高かったので、このあたりはサンプルだと割り切ってシンプルな例にしても良かったのでは?とも感じた。と言っても学びが大変多くて良かったです!
cf. 読みやすいコードのガイドライン -持続可能なソフトウェア開発のために きききさんの感想 - 読書メーター

歴史思考

COTENラジオの深井龍之介さんの著書。僕自信も以前から歴史を抽象化すると現代の判断やビジネスに活かせると思っていたので同じ思考でそれがきっちり言語化されていて大変学びがあった

歴史とは先行研究であり歴史からメタ認知を得ることで自身の人生観などにどのような影響を受ける事ができるのかを、果ては自己の開放に通ずる事を過去の偉人たちの物語を通じて理解していける一冊。キリストも孔子も生きている時はパットしなかったが歴史に大きな影響を与えている。今、我々の感じる普通や成功という感覚はせいぜいここ数十年〜数百年の間にできた社会文化の影響に過ぎず、環境が変われば普通も社会的価値もそのものが異なっていた事を歴史は証明している。


成功も失敗も正義も悪も環境によって変化してきたし変化していく。たかが数年・数十年の社会的に言われる失敗や成功も数百年後からみれば逆になっているかも知れない。歴史から見たら些末な問題である。成功したと言われる起業家よりもニートの方が歴史に大きな影響を与える可能性は否定できないし、今までの歴史を知ればむしろニートの方が可能性が高いのでは?とも思えてくる。 歴史から見たら些末な問題であるという認知。宇宙から見たら大したことがないみたいな感じで、歴史を知れば悩みが消えるってのはとても面白い視点だった
cf. 世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考 きききさんの感想 - 読書メーター

複利で伸びる1つの習慣

いわゆる古典的名著。

自分自身が怠け者なので、習慣に取り組もうとするがなかなかうまく行かず悩んでいた。この本で書かれているステップはが逆方向に働くと悪い習慣・中毒になるという自分の体験からもとても理解できた。と同時にこの手法はサービスの中毒化という邪悪な UX にも応用可能だと思った。私自身の良い習慣ができるように本著で書かれていたメモをまずは紙に書いてドアに貼ることにした。
cf. ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 きききさんの感想 - 読書メーター

嫌われる勇気

これも古典的名著。
僕自信の課題がコンピューターとお話してばかりで対人スキルがめちゃくちゃ低いって事に気づいた一年だったので心理学とか人間の行動の本をいっぱい読んだ。他の本に書かれていることが結構このアドラー心理学だったり、ブッタの言葉に集約していっているのに気づけたのは凄い学びだった

世界は「わたし」によってしか変わらない。なぜなら世界とは「わたし」の認知でしかないからだ。承認欲求とは他社の評価軸で生きること。これは言われて確かに!となった。承認欲求ではなく、私が貢献できている事を実感できるかどうかが大切でそれが幸福を感じられることであること。良いなと思った。社会でも学校でも計画的であれと教えられるが、人生とは不確実性の連続なので計画を建てること自体が不可能で、今この時を最大限にすることの連続が結果的に辿り着くところである。これはブッタ的でマインドフルネスにも影響を与えてそうと感じた
cf. 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え きききさんの感想 - 読書メーター

人に頼む技術

これも僕自身の弱みに「人に頼ることが苦手」ってのがあるのでそれを克服する手がかりになればと思って読んだ。心理学的なアプローチで描かれていてロジック人間に優しい本だった

助ける側は思った以上にメリットを感じていて頼む側が思っている以上に頼みを受け入れてくれる場合が多い。一方で貸しを強調するとか自分の意志を感じられないとかモチベーションを下げたり負担に感じてしまう頼み方も存在する。逆に仲間意識とか当人の自尊心を高めるとか効果が実感できるとか頼まれた側がモチベーション高く取り組むようになる方法もある。各章にまとめが付いておりぱっと見返す際にも便利!
cf. 人に頼む技術コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学 きききさんの感想 - 読書メーター

スモールビジネスの教科書

Twitter でも有名な武田所長の著書。
今年は起業したり、友達と作った会社でビジネスを作っていかなきゃだったので所謂世界を変えてやるぜ〜ってハイリスクなスタートアップ以外にもこういうやり方があるんだー!!ってめちゃくちゃ参考になった


振り返り

今年は起業したり新しい会社に週3で参加したりとでコードを書く機会自体はは若干減ってたのですが引き続きフロントエンドで特に React + TypeScript のプロジェクトに多く触れてきました。

Win

React では create-react-app から Vite に乗り換えて、CSSは SCSS から PostCSS を多く使うようになりました。GraphQL に本格的に入門したり、G's 卒業生の起業した会社のプロダクトの初期フェーズに PdM 的な立ち回りをしたり、後半からは受託で懐かしの WordPress 案件も増えてきて色々な事にチャレンジできた一年だったように思います

Opportunity

  • 色々新しいことに挑戦できたのですが、時間が取れずに書きかけの下書きが結構溜まってしまった
  • 時間の使い方が下手っぴだった
    • 体力が低下してきているのもあるが、やりたいことが沢山すぎて生活リズムが破綻してしまってタスクの消化が良くなった
  • 部屋の片付けが終わってない
    • 引っ越ししたまま。本を積んだままの場所が後回しになって片付いてない。カオスが広がってることで認知コストがかかってしまって集中力低下に繋がってる気がする

Next Step

  • 来年は簡単でも良いのでアプリを作る
  • 良いルーティンを作る
  • 人を信じて人を頼れるようになる
  • 人に任せる。ボールを手放せるようにする。なんでも自分で背負い込まない

また来年もがんばろう〜
おわり ₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎


おまけ。

面白かった小説

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