Macで印刷データを作成する時にillustratorを使うことが多いのですが、
最近保存時に100%アプリが止まってクラッシュしてしまう現象に悩まされていました。
illustratorが止まってしまっている時に何が起きているかコンソールを起動してモニタしていた所、下記のようなエラーが出続けていました。
kernel: SMC::smcReadKeyAction ERROR TH0P kSMCBadArgumentError(0x89) fKeyHashTable=0x0xffffff804c886000
検索してみた所このエラーは、Fan Controlが悪さをしているようでした。
iMacは夏になると目玉焼きが焼けるくらい暑くなってクラッシュしていたので、ファンの回転量を増やすアプリとしてFan Controlを導入していたのですが、どうやらこいつが悪いみたいです。
まずFan Controlのプロセスを殺すために動いているプロセスIDを検索します。
ターミナルを開いて下記コマンドを入力
$ ps -e | grep FanControl $ 274 ?? 0:41.31 /Applications/smcFanControl.app/Contents/MacOS/smcFanControl $ 483 ?? 3:21.19 /Library/StartupItems/FanControlDaemon/FanControlDaemon run
プロセスID274
と483
でが動いているようです。
Fan Controlのプロセスを強制終了させます。
$ sudo kill -9 274 $ sudo kill -9 483
プロセスを殺すとコンソールにエラーが吐かれなくなり、
止まっていたillustratorがクラッシュせずに正常に保存完了しました。
illustratorが保存時に止まってクラッシュしていたのもFan Controlのエラーが原因だったっぽいです。
Macのシステム環境設定からFan Controlのアイコンの上で右クリックして削除。
ユーザーとグループのログイン項目からもFan Controlを削除しておきます。
Fan Controlを削除することで毎回落ちてイライラさせられていたillustratorの問題は解決したっぽい!のですが、次の夏 どうしよう... 発熱でクラッシュする問題が絶対起こる.........