かもメモ

自分の落ちた落とし穴に何度も落ちる人のメモ帳

2015年に読んで良かったと思った本を3つ

あけましておめでとうございます。
Hyvää uutta vuotta!

去年色々読んだ本の中で特に良かったなぁと思った本を3つ紹介したいと思います。ふふふ、これで僕も意識高い系っぽい!!

センスは知識から始まる - 水野 学

センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

「あの人はセンスがある。」「あの人はセンスが無い。」「私はセンスが無いから...」みたいに日常的に感覚で使われている「センス」って言葉。先天的な才能であるかのように思われているけれど技術の一つであるってことが実例を交えてわかりやすく書かれている。「センスがないから〜」ってのは逃げの言葉なんだって思い知らされる。センスってのは情報の蓄積と分類・分析によって得られる技術のひとつ。技術としての学び方の参考になるので、特にデザインできないから〜と諦めかけているエンジニアの方に読んでもらいたい一冊。
かわいいが作れるんだから、センスだって作れるんだよ!

未来に先回りする思考法 - 佐藤 航陽

未来に先回りする思考法

未来に先回りする思考法

出てきては消えていくバズワードや流行。流れ星みたいに消えていく彼らについて何故それが出てきたのかという原理まで遡って見ていくことで点に見えていたそれらが昔からあるパターンの線上に現れたものだと気づけるようになれば、おのずと次に来るものが見えてくる。そんな思考方法を主にテクノロジーの発展をベースに社会の成立などまで遡って語っている本。
そして、その思考で導き出された「次」をビジネスで活かすためには、タイミングやテクノロジーの普及具合なども過去のパターンに照らし合わせて予測し、ベストなタイミングを逃さないようにすることが大切。など特にスタートアップや新規事業の立ち上げに関わっている人には参考になる思考方法や手法が書かれていると思いました。 人が想像できるような事の体外は実現可能な未来像なのである!

宇宙のはじまり - 多田 将

宇宙のはじまり (イースト新書Q)

宇宙のはじまり (イースト新書Q)

僕は多田先生のファンである。この本で一段と大ファンになったのである!
一見とっつきにくそうな素粒子物理学について、まずは温度とは?などベースとなる言葉定義を丁寧に説明し、次の章でその言葉を用いて次のステップの説明をするという手順で書かれていて、その時々にジョークを交えたイラストが入っておりより理解が進むような構成になっている。高校で数学から落第した僕でも挫折することなく楽しんで理解することができました。
是非とも、小中学生に読んで欲しい一冊。先生や親御さん買ってあげるのです!!
この本を読めば、ラーメンをフーフーする時は「断熱膨張を使って冷ますぜ!キリッ」と格好良く言えるようになったりします!

 


個人的に今年は語学力の向上に力を注ぎたいと思っています。